そうだ、教祖になろう。創世記 第1章3節 コンテンツを考える
Think Big, Start Small
新しいものごとを始めるときの定石として
コントロールの効く小さい範囲から初めて
だんだん規模を拡大していくという考え方があります。
弊教団はまだ私ひとりしかいませんので、
そんなにはたくさんのコンテンツを作れません。
ですので、なるべくシンプルで端的に教義を表すものに絞って作っていきます。
それも簡単でなんとなく見てるだけでわかるというようなものがいいですね。
生命が次々と生まれ変わってループしていくスライドショーはどうでしょうか。
1つの生命の生まれてから死ぬまでを記した短い文章を1枚に表示しましょう。
これならば、サイトの訪問者が無理なく読める量になりそうです。
名は体を表す
次はこの宗教の名前を考えましょう。
キリスト教や仏教は開祖の名前をとった短くて覚えやすいネーミングです。
また、プロテスタントやスパゲッティ・モンスター教は成立した背景が伺い知れる、後発の宗教としてよくできた名前です。
プロテスタントは『抗議する者』の名の通り、ローマカトリックの信仰スタイルに対抗する形で生成したキリスト教の各派の総称です。
空飛ぶスパゲッティ・モンスター教は、米国でキリスト教に偏った教育法案をめぐって誕生したジョーク宗教です。
唯一神によって世界が創造されたことを授業で教えるべきと言う教育委員会に
「ミートボール入りスパゲッティが唯一神の宗教作ったった!これも授業で教えるよね?」
と抗議した発案者のセンスが光ります。
わざわざ『空飛ぶ』とつけたダメ押し感もたまりません。
ja.wikipedia.org
端的に教義を表していてキャッチーで覚えやすく
そして今どきは検索しやすいワードが必須ですね。
この宗教の教義は
音楽プレイヤーのシャッフル再生モードのように
ただひとつの魂がすべての生きものを順番に生かしていくというものでした。
『シャッフル再生教』はどうでしょうか。
『シャッフル再生』までは一語で予測変換できますので
スマートフォンでも打ちやすそうです。
『再生』の部分は生まれ変わりを示すダブルミーニングになっており、
何かと展開がしやすそうです。
これでいきましょう。
胸にきらめくマークは流星
最後にシンボルマークを決めましょう。
これもキャッチ―で覚えやすいものがいいですね。
キリスト教なら十字架、ユダヤ教なら六芒星、イスラム教なら三日月と星といった具合。
言語に頼らずとも見ただけで何の宗教かわかります。
この宗教はの名は『シャッフル』と『再生』です。
すでに世界共通のアイコンがあるではないですか。
これらを組み合わせましょう。
だんだんとイメージが固まってきました。